大阪市立大学の歴史
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あとがき199には、どのページからでもよいので、ぜひ本書のページを開き、目を通してほしいと願っている。本学は、1880年から現代まで、明治、大正、昭和、平成という時代を経て、130年以上の年月を刻んで存続してきた。その間には、日本と世界で実にさまざまな出来事があり、日本の社会、日本と世界との関係、そして世界そのものも大きく変化してきた。そのような変化のなかで、それぞれの時代の中での本学の存在に思いを馳せると、感慨深いものがある。そして、皆さんが、新たな歴史のページを作ってほしいと考えている。 本書は、別記の「主要参考文献」に示したように、多数の先行業績の上に成り立っている。とくに『大阪市立大学百年史』(全学編・部局編)は1〜100年に関する基礎的参考文献であり、101〜125年については、『大阪市立大学の101〜125年−第2世紀への出発 1981〜2005年−』を参照している。コラム「山之内遺跡と杉本キャンパス」は田中ひとみ(大学史資料室)、巻末の年表と沿革図は田中と森英子(同)が作成した。また、本書に掲載した多数の写真は、次の諸文献や、個人・機関から提供を受けている。『市立大阪高等商業学校三十五年史』、『卒業アルバム』(各年度)、『大阪市立大学の百年』(写真集)、『大阪市立大学百年史・全学編』、『阪神・淡路大震災と大阪市立大学の対応』、Al Sturchio(米軍接収時代)、故葛野豊(家族)(学舎返還運動)、(財)大阪都市協会、(財)大阪市文化財協会、本学関係では、総務課、経営管理課、福島祥行の各機関、各氏である。いずれも、深く感謝の意を表するものである。  2011年2月大阪市立大学大学史資料室長大島真理夫

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