多彩なO.B.
From All the Voices

商学部

求められる人材像は時代とともに変化し、現在のグローバル化・情報化社会で求められるのは、コミュニケーションツールとしての英語と課題解決ツールとしてのパソコンリテラシーを有する人材です。
 大阪市大は、「三商大」としての歴史と伝統を有し、しっかりとした理論を学べるという側面と、一方では時代の要請に応える「学術情報総合センター」という環境を有する貴重な大学です。大学の4年間という時間を有意義に過ごすという目的意識を持った学生の方々には又とない大学ではないでしょうか。
 また、私は学生時代体育会のクラブに所属し、どちらかと言えばクラブ重視の過ごし方をしましたが、諸先輩方とのネットワークづくりも出来、勉学・クラブ両面で精一杯青春を謳歌できるのが大阪市大の魅力のひとつだと思います。

永田氏 永田 靖人さん(昭和57年卒)
(株)阪急百貨店

経済学部

 決められた生活ではなく、自分の思うように様々なことを自分自身で選び取ることができる、それが大学生活であったような気がします。
 私は社会福祉を経済面から学びつつ、テニス、アルバイト、旅行等関心のあるいろいろなことに取り組み、楽しみました。自由であるということの責任の重さを感じるときもありましたが、友人や教授など、周りの人たちの助けを借りながら、そこを乗り越えていくのもよい経験であったのです。
 社会人となった今、「大学でこれをしてきた」と自信を持っていえる人こそが魅力的に思えます。自分は何を学びたいのか、何に興味を持っているのか、じっくりと見つけて、魅力的な人になっていって欲しいと思っています。

田中氏 田中 久美子さん(平成8年卒)
(株)ジャストシステム

法学部

 裁判官、検察官、弁護士をめざす方に、市大法学部をおすすめします。
 私は運良く4年生で司法試験に合格し、卒業と同時に最高裁の司法研修所に入り、2年後に弁護士となり、現在にいたっています。
 弁護士6人の共同法律事務所で、市民の人権にかかわる事件や、さまざまな民事・刑事事件に取組んでいます。
 市大出身の法律家は第一線で沢山活躍しています。ほかの大学にくらべ、市大は教授の数に対する学生の数の少なさが有利な特色だと思います。アットホームな学風のなかで、大いに青春を楽しんで下さい。

三上氏 三上 孝孜さん(昭和42年卒)
日本弁護士連合会人権委員会委員長

文学部

 漢詩を中国語で読みたい一心で、入学後迷わず中文を専攻した私。市大中国学の幅広さ、奥深さに触れ、始め呆然としたのを覚えています。本当にこの中に自分の場所を定め、卒論という塔を築けるのか。何度自問したか知れません。その後、様々な分野の教授陣からきめ細かくご指導いただき、高い塔に不可欠な広い土台をなんとか積むことができました。また、学科が少人数で、各人が協力し、かつ競い合う体制であったため、努力を重ねることができたと思います。現在は、自分が大学で学問の裾野を広げていただいたように、生徒の幅広い興味の一端を開くことができればと願いつつ、高校で教壇に立っています。

山本氏 山本 直子さん(平成8年卒)
近畿大学附属和歌山高等学校教諭

理学部

 いま私は製薬会社で医薬品の開発(有機合成研究)に携わっています。理学部化学科在籍中には、基本的な知識と同時に「ものの考え方」すなわち有機化学全体をできるだけ論理的に考える姿勢を学びました。仮説−実験−解釈−理論−実証、という一連の流れを習得する課程で研究の面白さを知り、それは現在の仕事にも活かされています。
 在学中は研究生活だけでなく、クラブ活動でも探検部に所属し、多くの友人に恵まれました。ともに青春を謳歌したり、諸外国を訪れた貴重な経験は今日の私の創造意欲の源となっています。若い皆さんも、未知なる多くのことに対して柔軟に、しかも貪欲に挑戦し、充実した学生生活を送られることを期待いたします。

竹中氏 竹中 秀行さん(昭和58年卒)
塩野義製薬(株)創薬第二研究所

工学部

 大阪は江戸時代から独自の町人文化の中で学問が盛んだったところ。実学のみならず気宇壮大で独創的な学問が生まれました。その伝統は今も引き継がれ、市大は大阪市民が育んできたユニークな大学といえます。
 私の職場である大阪市港湾局が運営する「大阪港」も、市民の手で創り上げてきた「市民港」であり、今年は築港100周年。常に豊かな発想で新しいウォーターフロントづくりを展開しています。
 市大で培われた知識と自由な精神とは、私の社会生活における原点となっています。学生時代は、その後の様々な可能性に対する揺籃期です。専門の学問だけでなく、教授や学友との交流、読書など学生生活を目いっぱい楽しむ精神こそが大切ではないでしょうか。

五十嵐氏 五十嵐 英男さん(昭和42年卒)
大阪市港湾局 臨海部開発計画担当部長

医学部

 “現象をまずは素直にみる”から研究が始まり、“教えることから自ら学ぶ”が教育の原則であることは今も変わらないはずです。近年の目ざましい医学・医術の進歩に対応すべく、大阪市では医学部附属病院や装いも新たに研究棟、それに総合医療センターなど医療・研究機関の整備が進められ、卒業生の活躍の場は益々広がっています。一方、病気の診断や治療法が高度化・専門化すればするほど全人的医療が求められるのは当然です。自由を享受できる学生時代にこそ医学以外の事にも大いに興味と関心をもってほしいものです。医師たる前に人間としてのバランス感覚と感性を養うには若いときからの過ごし方も大切だと思うのです。

藤井氏 藤井 暁さん(昭和39年卒)
大阪市環境保健局局長

生活科学部

 私が市大に入学したのは、生活科学部で学科の再編成が行われ、「人間福祉学科」が新たにスタートした年でした。「福祉」に限らず、生涯教育や臨床心理に関わることなど幅広く学べたことは、社会に出てからも直接的・間接的に生かされていると日々感じています。少人数のゼミで和気あいあいとした雰囲気の中、時には厳しく、きめ細やかな指導を受け、意見を交わし合った仲間たちの就職先は、病院や市役所、社会福祉協議会など様々ですが、卒業後も交流を深めています。他職種と会い、情報を交換し合うたびに(主目的は「お喋り」なのですが)、学生時代に「いい出会い」ができて良かったなぁと、いつも思います。

山上氏 山上 有紀さん(平成6年卒)
社団法人家庭養護促進協会 大阪事務所


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