経済学部 Faculty of Economics

経済を見つめるマクロな視点
「新時代ビジネス」対応の多彩な講義内容。


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アジア・太平洋地域の経済発展と経済分析
 激動するアジア・太平洋経済、そしてアジア・太平洋経済におけるひとつの中心である日本経済で、何が起こっているのでしょうか。皆さんは、それを勉強して理解したいと思いませんか。1980年代以来、アジア経済のダイナミックな発展は、世界経済を大きくリードしてきました。そのアジア経済が、現在大きな試練の時を迎えています。また、日本経済も大転換の時代を迎えています。
歴史が大きく動きつつあるとき、経済学は、私たちが今どこにいるのか、そしてどこに行 こうとしているのかを知る上での有用な座標軸を提供してくれるでしょう。
大阪市立大学経済学部は、アジア・太平洋経済および日本経済の動向を、実証的に研究する多くの優れたスタッフを擁しています。それと同時に、こうした実証分析の基礎となる理論研究においてもユニークなタレントをそろえています。少人数ゼミをベースに、学生諸君の自主的な問題意識を重視したきめ細かい教育を行いつつ、独立した思索をする個性的な人材を社会に送り出したいと思っています。
(脇村 孝平 教授)

喜多 映夫(4回生) 喜多 映夫(4回生)
 私たちのゼミ(比較経済論)では、新聞やニュースで話題となる現代的な問題を随時取り上げ、参加者は自らの関心に従って自発的に問題発見を行っています。私は「IMF(国際通貨基金)のコンディショナリティ融資の弊害」について研究しています。画一的な融資条件、ファイナンス政策偏重、短期決戦型であること、「市場」への過度の信奉等々、IMFにはさまざまな問題が山積し、抜本的な改革が必要とされています。

松井 孝憲(4回生) 松井 孝憲(4回生)
 ゼミ(アジア経済論)では、アジアNIESの政治や経済について研究しています。歴史を踏まえ、ナショナリズム、移民、外国人労働者問題、地域統合、民族間対立、環境破壊など、あらゆる角度から多面的に考えます。各自希望する研究対象国をひとつ選び、二人一組で発表し、先生を含め全員で活発なディスカッションに火花を散らしています。夏休みや冬休みには国内外の学生と交流し、研究を深めています。

世界を動かすマクロな視点を養う
実際の企業活動をミクロの次元とすれば、それを取り巻く環境はマクロの次元。これが日本経済であり、世界経済です。将来、日本はもとより国際的に通用する実業人となるために、そして経済活動のみならずあらゆる社会活動で存分に力を発揮できるよう、経済界の大局的な動き方を解明します。

時代とともに、社会とともに
1880年(明治13)に設立された大阪商業講習所が本学部の前身。以来大阪経済の発展に深く寄与し、多くの優れた人材を輩出してきました。時代や社会のニーズにも敏感に対応しており、第2部と大学院には「社会人特別選抜制度」「実年大学院制度」が設けられています。第一線で活躍中の実務家の方々による「一般公開講義」も設置するなど、目指すのは広く社会に開かれた学部。大阪市民の大学・学部として長く親しまれており、各界で活躍する同窓生の大組織「有恒会」の支援もあって、卒業生の多くは実業界全般あるいは大阪市をはじめとする官界で幅広く活躍しています。

個性化・多様化・国際化
経済学部の特徴の中でも出色なのが「ユニーク入試」です。これは高校時代の諸活動を評価して、個性豊かな学生を入学させる制度。これによって大学全体を活性化し、学力のみにとどまらない多様な才能を育てようとする社会のニーズに応えるものです。また、実務家・研究者との国際交流を推進し、留学生の受け入れも積極的に行うなど、経済の国際化のパイオニアとしても不断の努力を続けています。

少人数制ゼミによる豊かな教育
経済学部ならではの大きな魅力が少人数制ゼミナール。第一部定員180人、第二部定員60人の学生に対して35人の専任教員という全国でも恵まれた比率を生かし、1回生で経済学基礎ゼミナール、2回生で文献講読・小論文指導、3・4回生で専門ゼミナールを選択。4年間を通じて自主的な勉強が行えます。


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