看護短期大学部
College of Nursing |
リベラルスピリッツを身につけた看護への道 -学問の垣根を越えた真理の探求- |
瀧川葉子 看護短期大学部(3回生) ◇高校生の頃に一日看護体験に参加しました。 臨床で働く看護職の方々の姿を見ながら、実際に患者さんと接して看護に興味を持ち、 看護学を学ぼうと決意しました。 ◇専門科目の看護学だけでなく臨床心理学やコミュニケーション論など、 自分の興味のある講義を受講できるので、この看護短大に決めました。 ◇1学年の人数が80名と他学部に比べて少なく、気心の知れた仲間ばかりです。 看護の事だけでなく、人生について一人一人が考えをもっていて驚きましたが、 楽しいです。 ◇将来は、病気をもった人々や家族の心理的なサポートも含めたケアが出来る看護職者になりたい。 それらの人々と接する中で学び、成長したいと思っています。 |
■21世紀のヘルスケアを担う看護をめざして |
医療技術の専門化かつ高度化によって保健医療福祉を取り巻く環境は大きく変容し、
WHO(世界保健機構)は「身体的、心理的、社会的に快適な状態(Well-being)」
という健康の定義に、スピリチュアルの要素を加える必要性を唱えています。
これらの側面に看護がどのような責務を果たしうるかを探求するためには、
人に対する深い洞察力と実践的な判断能力、しなやかな感受性が求められます。
看護短期大学部は、
(a)生命を尊ぶ心と人間への深い愛情を抱き、
他者とのより良い人間関係を創り出し行動できる心豊かな人間性、
(b)科学的な根拠に基づいた思考能力、
(c)社会に生きる人々の健康な生活の支援に向けて実践的に貢献できる基礎的な能力、
および
(d)健康に関する課題に主体的に関わる態度と能力の育成に取り組んでいます。
■人間への理解と交流を基礎にした看護学 |
看護を専門職として、その知識や技術を未来へつなげようとするとき、
人間への深く広い理解が尽きない情熱となり、人との交流を通じて力となります。
そこでは事象をありのままに視ることと、
新たに問うことのできる能力が求められます。
看護短期大学部のカリキュラムは基礎科目・専門基礎科目・看護学から成り立っています。 基礎科目・専門基礎科目では、 「人間・人間関係」「健康」「環境」「援助」および「国際交流」を主要概念とし、 人間・人間関係領域を充実させることによって、 人間を取り巻く関連領域の多彩さを学びます。 看護学では、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、地域(在宅)看護学、 精神看護学、母性看護学、小児看護学を学びます。 ここでは看護の対象となる人間について理解を深め、 看護領域における高度な専門知識と技術を習得します。 |
■エントランスロビー地下から伸びる大壁面は「慈愛」の壁画になっています。 軽やかに天空を舞う羽衣のように表現されて学生たちを迎え入れます。 |
■実習室充実したシミュレーション体験がゆるぎない自信につながります。 |
学部に関する Q & A |